Chelseaの血統馬券研究ブログ

競馬で勝つにはまず負けない馬券の買い方が重要であると考えています。三連複・3連単などの馬券は確かに爆発力はありますが、的中率がどうしても低くなってしまうためメンタルの維持が難しく資金も上手く回転しません。僕が推奨するの馬券は単勝・複勝・ワイド。軸馬が馬券圏内に来た時に確実に払い戻しを受けることができる馬券です。この3つの馬券でより高い的中率と回収率を目指して研究しています。重視する予想ファクターは血統・脚質・騎手の3本柱。この3つのファクターと3つの馬券の組み合わせで競馬は勝てると考えています。

高松宮記念 予想分析 過去の傾向調べてわかったこと

こんにちは。

Chelseaです。

 

今週は久しぶりのGⅠ「高松宮記念」がおこなわれます。当ブログでももちろんこのレースに力を入れていきます。

 

今日は過去5年の高松宮記念好走馬の傾向について、血統とレース展開といった2つの予想ファクターのデータから紐解いていきます。

 

 

高松宮記念過去好走馬の血統傾向

 

2018年 良馬場
1着 2番人気 ファインニードル
アドマイヤムーン フォーティーナイナー系
母父 Mark of Esteem ネヴァーベンド系
2着 3番人気 レッツゴードンキ
キングカメハメハ キングマンボ系
母父 マーベラスサンデー サンデー系
3着 10番人気 ナックビーナス
ダイワメジャー Pサンデー系
母父 More Than Ready ヘイロー系
2017年 稍馬場
1着 5番人気 セイウンコウセイ
アドマイヤムーン フォーティーナイナー系
母父 Capote ボールドルーラー系
2着 2番人気 レッツゴードンキ
キングカメハメハ キングマンボ系
母父 マーベラスサンデー サンデー系
3着 1番人気 レッドファルクス
スウェプトオーヴァーボ フォーティーナイナー系
母父 サンデーサイレンス サンデー系
2016年 良馬場
1着 1番人気 ビッグアーサー
サクラバクシンオー プリンスリーギフト系
母父 Kingmambo キングマンボ系
2着 2番人気 ミッキーアイル
ディープインパクト ディープ系
母父 Rock of Gibraltar ダンチヒ系
3着 3番人気 アルビアーノ
Harlan's Holiday ストームバード系
母父 Unbridled ミスプロ系
2015年 稍馬場
1着 4番人気 エアロヴェロシティ
Pins  
母父 Kaapstad  
2着 6番人気 ハクサンムーン
アドマイヤムーン フォーティーナイナー系
母父 サクラバクシンオー プリンスリーギフト系
3着 3番人気 ミッキーアイル
ディープインパクト ディープ系系
母父 Rock of Gibraltar ダンチヒ系系
2014年 不馬場
1着 3番人気 コパノリチャード
ダイワメジャー Pサンデー系
母父 トニービン グレイソブリン系
2着 8番人気 スノードラゴン
アドマイヤコジーン グレイソブリン系
母父 タヤスツヨシ サンデー系
3着 1番人気 ストレイトガール
フジキセキ Pサンデー系
母父 タイキシャトル ヘイロー系

 

まずは好走馬の血統構成の傾向から。 

 

毎年のように馬券になっているのはフォーティーナイナー系です。
アドマイヤムーン産駒、もしくはフォーティーナイナー系には十分な注意が必要です。
特にアドマイヤムーン産駒の好走が目立っていて、2年連続で勝利馬を出している注目種牡馬です。

最近のトレンドとしては、キングマンボの血を持つ馬の好走も目立ってきています。

父でも母父でもいいので、キングマンボ系であれば好走してくる可能性が高いので、押さえておくべき。

キングマンボ系の本質はミスタープロスペクター系で、先述したフォーティーナイナー系もサイアーラインをたどればミスタープロスペクター系です。

ほかのミスタープロスペクター系には注目ですね。

 

サンデー系のなかではPサンデー系の好走が目立ちます。

Pサンデー系とは数あるサンデー系の中でも、マイル以下の距離のレースで主に活躍馬を出している系統です。

ダイワメジャー・キンシャサノキセキなどがPサンデー系の代表種牡馬です。

 

血統の傾向を見てきて感じたのは、瞬発力よりもテンからとばしていって、そのスピードを持続できる血統がよく来ている印象です。

主流血統よりも反主流血統が活躍する、数少ないGⅠレースです。

 

 

レース展開の傾向

 

2018年 良馬場
着順 人気 馬名 脚質 上り3F 上り順位
1 2 ファインニードル 差し 34.5 6
2 3 レッツゴードンキ 差し 34.6 8
3 10 ナックビーナス 差し 34.7 10
Lap 12.0-10.3-11.0-11.4-11.5-12.3
2017年 稍馬場
着順 人気 馬名 脚質 上り3F 上り順位
1 5 セイウンコウセイ 先行 34.5 3
2 2 レッツゴードンキ 差し 33.9 1
3 1 レッドファルクス 差し 34.6 6
Lap 12.3-10.3-11.2-11.4-11.3-12.2
2016年 良馬場
着順 人気 馬名 脚質 上り3F 上り順位
1 1 ビッグアーサー 先行 33.4 4
2 2 ミッキーアイル 先行 33.8 13
3 3 アルビアーノ 差し 33.4 4
Lap 11.7-10.1-10.9-10.8-11.1-12.1
2015年 稍馬場
着順 人気 馬名 脚質 上り3F 上り順位
1 4 エアロヴェロシティ 先行 34.3 4
2 6 ハクサンムーン 先行 34.5 7
3 3 ミッキーアイル 先行 34.2 2
Lap 11.9-10.7-11.4-11.6-11.3-11.6
2014年 不馬場
着順 人気 馬名 脚質 上り3F 上り順位
1 3 コパノリチャード 先行 37.2 10
2 8 スノードラゴン 追込 36.1 2
3 1 ストレイトガール 差し 37.0 7
Lap 12.1-10.7-11.7-11.9-12.6-13.2

 

次にレース展開においての傾向も見ておきます。

 

好走する脚質は開催年によって違います。

先行が活躍する年もあれば、差しが馬券圏内を占める年もあります。

これはレースのペースが関係なく起こっている現象なので、前日もしくはレース当日の馬場を見ておく必要がありそうです。

 

レースラップは基本的に前傾ラップとなり、上がりがかかる展開になることがほとんど。

血統の部分でも申し上げましたが、ラストの直線でいかにスピードを持続できるかがカギで、ある意味スタミナを求められるレース展開となります。

 

上がりタイムや順位がそんなに良くない馬が馬券圏内を占めていることが、それを証明しています。

 

 

まとめ

 

今日は今週末に行われるGⅠ高松宮記念の血統とレース展開の傾向について、データを分析してきました。

参考になりましたでしょうか。

 

血統とレース展開の傾向の共通点としては、とにかく最後は瞬発力ではなく、スピードの持続力が問われるレースだということです。

 

こういったレースで活躍してきた馬を中心に、予想を組み立てていこうと思います。

 

本日はこれで以上となります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!